発達障がいのあるお子様と接する際、少しの気遣いや工夫で大きな成長に繋がる可能性があります。例えば、指示を出す時は、具体的に、簡潔に、お子様の注意が向けられている時に伝えるという事です。長い説明や抽象的な言い回しは、話の趣旨が分かりにくくなりがちで、発達障がいのあるお子様にはなかなか伝わらない事があります。

さらに言葉だけではなく、身振りや絵カードなどを併用して使う事も効果的です。そのお子様に合わせた方法を考えてみるのも良いかと思います。

また、そういったお子様と関わるうえで最も大切な事は、達成感や自己肯定感を持てる様に促してあげる事です。そのためには、褒める事が欠かせません。良い行いや上手に出来た時には良く褒めてあげて下さい。褒められる事で自信が育ち、様々な事にチャレンジする芽が養われていきます。